【南アフリカ/治安】ヨハネスブルグで避けるべき場所3選
南アフリカで気になるのが【治安】についてかと思います。
今回は、南アフリカの一大都市である”ヨハネスブルグ”の治安について紹介。
実際に日本人の旅行者や在住者が被害に遭っている場所から、
条件付きで立ち寄るべきでない場所をまとめてみました。
- ヨハネスブルグの治安について知りたい
- どこが危ないのか事前に知りたい
- 日本人はどんな被害に遭っているのか?
上記の情報を知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
南アフリカの治安は良い?
南アフリカは、日本と比べて治安は良くありませんので、
きちんとどんな犯罪が起きているのか、情報取集する必要があります。
結論ですが、
南アフリカは都市に関係なく、
様々な犯罪の被害に日本人の方も遭っています。
ヨハネスブルグ、ケープタウン、ダーバン等大きい都市がたくさんありますが、
基本的に都市による違いはないと言えます。
実際に日本人の方が南アフリカで被害にあった犯罪はこちら↓↓
- 屋内・屋外強盗
- カージャック
- スマッシュ・アンド・グラブ
- スキミング犯罪
- 窃盗
- 置き引き
これらの犯罪に毎年、日本人の方が被害に遭っています。
殺人数がトップクラスなど、他の記事で見た方もいるかと思います。
しかし、日本人に限った話では、ほとんど起きていません。
これらの情報は、外務省のホームページから見ることができます。
簡単にそれぞれの犯罪を説明していきたいと思います。
1.屋内・屋外強盗
南アフリカでは、屋内外を問わずに強盗が発生しています。
強盗は、暴行又は脅迫を用いて、他人の財物を強取する行為です。
つまり、単に物を取られる窃盗より危険という事です。
徒歩移動中に、背後から突然羽交い絞めにされて、
金品を取られてしまう事などが発生しています。
実際に、2020年2月に発生した事例↓↓
2.カージャック
南アフリカでは、犯人が拳銃を持っているケースが少なくありません。
拳銃を突き付けられて、そのまま車を強奪されます。
レンタカーの時は、徹底的に注意しましょう。
実際に、2019年9月に発生した事例↓↓
3.スマッシュ・アンド・グラブ
日本人の方はあまり聞きなれないかもしれません。
スマッシュ・アンド・グラブとは、
停車中の車の窓ガラスを破壊(スマッシュ)して、窃取(グラブ)する犯罪です。
簡単にお伝えすると、停車中の車の窓ガラスが割られて、
中に置いてある金品を強奪されます。
交差点などの止まるシチュエーションが多い時に発生します。
4.スキミング犯罪
スキミング犯罪は、カード犯罪の一種です。
特にクレジットカードを不正利用される場合が、多いです。
実際に、2020年1月に発生した事例↓↓
5.窃盗
いわゆるひったくりと呼ばれる行為で、物を盗られてしまう犯罪です。
強盗の様に暴行はありませんが、盗られないように抵抗していると、
反動等で怪我をしてしまう場合があります。
実際に、2020年1月に発生した事例↓↓
6.置き引き
ヨーロッパや東南アジアで多いですが、
目が届きづらい場所に荷物を置いておいてしまい、
そのまま荷物を持っていかれてしまう犯罪です。
南アフリカでも、空港やレストランなど多くの場所で発生しています。
これらの日本人が被害に遭っている犯罪の種類を知った所で、
実際にどんな場所が危ないのか見ていきましょう。
ヨハネスブルグで避けるべき場所3選
南アフリカで犯罪に遭わずに楽しく旅行するには、
犯罪に遭う可能性を下げるという事が大切だと思っています。
日本人被害の多い場所は極力訪れないことで、
犯罪に遭う可能性を下げていければと思います。
①パーク駅(Park Station)
ヨハネスブルグ市内にある大きい駅です。
ここはとにかく治安が悪いので、アクセスすることはおすすめしません。
そもそもここに行っても観光はスムーズにいきません。
パーク駅で気絶させられて、強盗に遭うケースが多く、
日本人にも起きているのですが、筆者が考えるに理由は2つです。
- 長距離バスの発着地点である為
- 観光目的で訪れてしまう
それぞれ解説をします。
1.長距離バスの発着地点である
結論:
ヨハネスブルグから他都市への移動は飛行機で!
ケープタウンから長距離バスで来る際、このパーク駅に到着します。
もちろん、ケープタウンへ行く場合の出発地点でもあります。
この到着した時に強奪されるケースです。
違う都市へ移動するので、基本的に全ての荷物を持っているからです。
犯人からすると恰好のターゲットとなる訳です。
こういったケースを避けるためにも、
ヨハネスブルグへの(からの)移動は、飛行機を使うことをおすすめします。
南アフリカには、LCCが多く飛んでいるので、移動時間も節約できます。
一度、スカイスキャナーから調べてみると良いと思います。
\検索結果で出てきても空いていない場合があるので、
各旅行会社の料金ページに変遷して、空いているか確認する事をおすすめします/
2.観光目的で訪れてしまう
結論:
ヨハネスブルグ市内の観光地は歩いて観光しない!
展望台のカールトンセンター(関連記事はこちら)などの
ヨハネスブルグ市内にある観光地へ訪れようと考えて、
パーク駅に行っているのではないでしょうか?
もし、そう考えているようであれば、絶対に止めた方が良いです。
※本当は、「絶対にやめて!」と強く言いたいです・・・・
徒歩で観光できた人は、たまたま運が良くて、観光できたにすぎません。
おとなしくツアーに参加する事をおすすめします。
Hop On- Hop Offバスという赤い観光バスを使えば、
比較的安全にヨハネスブルグ市内を観光する事ができますので、
ぜひ、こちらの記事を見てみてください!
②ヒルブロウ(Hillbrow)
ヒルブロウは、ヨハネスブルグ市内に位置する地区です。
ヨハネスブルグ市内でも最も危険な地区と言われております。
ヒルブロウは、地元の黒人の人も頻繁に襲われ、
ドラッグなども横行していると言われることも・・・
実際に日本人の方も訪れて、被害に遭ってしまっています。(2020年2月)
興味本位で行きたいのも分かりますが、
本当に危険なので、訪れないことを強くおすすめします。
もし、景色を見てみたいという事であれば、
車両などを予約して、通過するだけに留めた方が良いです。
その際も、カメラなどの金目のものは車内であっても
見えない所に保管する事をおすすめします。
※ツアーで販売されているのは見たことがなく、Hop On-Hop Offバス(関連記事)もヒルブロウは通過しません。(2020年5月現在)
③カールトンセンター(Carlton Centre)
結論:
ツアーでの参加以外は、行かない方が良い
カールトンセンターというショッピングモールには、
アフリカ大陸で1番高い展望台があります。
この観光地自体は素晴らしいと思います。
実際に私もツアーに参加して、2回訪れました。
大切なのは、訪れ方です。
カールトンセンターに行く場合は、
- ガイド付きの車で訪れる
- ツアーに参加する
- Hop On-Hop Offバスで訪れる
このどれかで訪れることをおすすめします。
詳細はこちらにまとめていますので、ぜひご覧ください。
【関連記事】危険?アフリカで1番高いビル・カールトンセンターへ
このカールトンセンターを徒歩で移動すると非常に危険です。
実際に日本人の方が被害に遭ったケース↓↓
せっかくだから、パーク駅からカールトンセンターまで、
観光がてら歩いていこう!
なんてもことは、絶対に止めた方が良いです。
外務省の事件詳細を見ていくと、
パーク駅の被害と同じく、カールトンセンター付近を歩いたことで、
被害に遭っている方が多いです。
昼夜問わずに被害が出ているので、しっかりと情報収集していきましょう!
まとめ
今回の『ヨハネスブルグで立ち寄らない方が良い場所』のまとめです。
①日本人が南アフリカで被害に遭っている犯罪
- 屋内・屋外強盗
- カージャック
- スマッシュ・アンド・グラブ
- スキミング犯罪
- 窃盗
- 置き引き
⇒外務省のホームページから詳細の確認可能
ヨハネスブルグ、ケープタウンどこでも同じような被害で、
昼夜を問わずに発生していることを理解する。
②ヨハネスブルグで立ち寄らない方が良い場所
特に日本人の方の被害が多い下記の観光地への行くのは控えるのが良い。
- パーク駅
- ヒルブロウ
- (条件付きで)カールトンセンター
※カールトンセンターは、ツアーや赤バスでの参加であればOK(関連記事)
とにかく、南アフリカでは外を歩かないという事を徹底すると良いです。
治安に関する関連記事
他にも治安に関する記事をまとめているので、併せてご覧ください。
少しでも皆さんの"旅のみちしるべ"になりましたら、嬉しいです!!
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